引用元:https://www.cyberagent.co.jp/ir/library/results/
サイバーエージェント全体決算2025年度2Q(1~3月)

1Qに引き続き全体としては増収増益を達成しています。
ゲージ事業が減収減益で他の事業は増収増益でカバーしている構図も同じですね。
2025年度業績見通し

2Qで目標までの進歩率50%を超えているのでとりあえず順調という感じですね。
中長期戦略
これまでは広告とゲーム事業で利益を積み上げメディア&IP事業に投資するとなっていましたが、今後は広告とメディア&IP事業で利益を積み上げ、ゲーム事業でヒットを目指すとなっています。
これは既存ゲームIPだと利益を積み上げるのが難しくなっているを示唆しているんじゃないかと思います。
ゲーム事業2025年度2Q(1~3月)

売上前年比23.4%減、営業利益15.7%減の大幅減収減益となってしまいました。
去年は2月にGBVSとリリンクがリリースしており、特にリリンクは100万本を超えるヒットをしていますから仕方ない面はあるにしてもそれを除いても厳しい状況だと思います。
主にこの期間はグラブル、プリコネ、ウマ娘とサイゲの主力IPが周年を迎える時期でおり、これら主力がこぞって不振な状態なんじゃないかと思います。
今回取り上げられたのは先日リリースされたばかりのGジェネエターナルだけでした。
ウマ娘はシングレアニメ放送あったのに取り上げられなかったということはアプリの売上にはあまり寄与できていないのかもしれません。
また、ちいかわやサカモトデイズのゲームもリリースしてますがこれらも取り上げられてないということはヒットと言えるほどの売上は出せなかったっぽいですね。
今後のゲーム事業
開発中コンテンツが5つあってそのうち1つはシャドバ新作アプリのはずですから未発表のコンテンツは4つっぽいです。
シャドバ新作は大ヒットは難しい気がするので残りの4つにサイゲの新作があってそれをヒットさせることができないとサイゲは厳しい状況になりそうです。
アプリ外課金
独自のアプリ外課金を導入し始めているのですがグラブルはまだ対象外です。
単なる怠慢なのか、それともブラウザゲーということが足を引っ張っているのか、気になるところです。(プラットフォームごとに課金システムが違うっぽいので新しい共通の課金システム実装自体が難しいのかも)

周年があって大幅側てことは周年のない今後が不安だな