なぜCygamesは「ソーシャルゲーム市場の王者」になれた?DeNA・GREEが勝てない理由 https://t.co/Fy0MxoDcEB
— ビジネス+IT(公式) (@bitsbbit) March 26, 2024
なぜCygamesは「ソーシャルゲーム市場の王者」になれた?DeNA・GREEが勝てない理由(yahooニュース)
大本の記事はビジネス+ITですがyahooニュースにも掲載されています。
記事の内容はソシャゲ界隈初期の大手であったDeNAやGREEよりもサイゲが現在ソシャゲ業界で大手になった理由についてのものです。
執筆者の分析によると神バハ、グラブル、シャドバなどスターシステムによってキャラIPを育てていき、自社IPを創出したからというものですね。
記事の中ではグラブルについても大きく取り上げられています。
スマホが台頭してきた時期にリリースしたにも関わらず敢えてブラウザゲーとしてリリースしたこと、リリース初期は順調ではなかったこと、スターシステムのIP強化に大きな役割をこなしたことなどが挙げられています。
現在のオリジナルIPのソシャゲのトップ層としてはモンスト、パズドラなどもありますがこれらは今はもうコラボ前提でのものになっているんで、売上はともかくIP自体としてはグラブルの方が強いというのはあるのかもしれません。
モンストは定期的にモンストIPを利用したソシャゲリリースしますがいずれもヒットできず、早期サービス終了してますしね。
記事の中でも書かれているんですがサイゲは全く目新しいゲームを生み出すというよりも既存の良いゲームシステムを参考に良いゲームを作るのが上手く、自社IPを育てるのもメディアミックスも含めて上手くやっているなという印象です。
グラブルはFF、ウマ娘はパワプロあたりを参考にしていると思いますが、どれも元祖オリジナルよりヒットしているぐらいですからね。
FF系ソシャゲは幾つかありますががグラブルの方が良いですし、ウマ娘は言わずもがなパワプロなどより大きくヒットしています。(後発でKONAMIが出した栄冠ナインもウマ娘に及ばずでした)
ソシャゲのメディアミックに関してもグラブル、プリコネ、ウマ娘ほど成功しているのは他のソシャゲではほとんど見たことないです。
大抵のメディアミックスはアニメ→ソシャゲ化ですがこれで成功しているのはほとんどないと思います。
逆にソシャゲ→アニメ化もあまり成功した例はないですね。(Fateという強力なIPを使っていたFGOすらアニメ化、映画化は微妙な結果でした)
グラブル、プリコネ、ウマ娘などサイゲのメディアミックスはこのケース(ウマ娘の場合はゲームリリースが遅れたので結果的にアニメ→ソシャゲ)では特典の力もあったとはいえ異例のヒットをしましたし(ウマ娘2期はテレビアニメ円盤では歴代1位、グラブル1期も結構上位だったはず)、グッズや定期的なリアルイベントを開いて成功しているというのはすごいと思います。
ソシャゲも全体的な市場売上が落ちてきているので、この中でソシャゲ企業として成長してきたサイゲが今後どうやっていくのかにも注目です。
ここ面白すぎるwww